そんなもの、あったってなくたって、僕らは毎日を生きる
いい音楽や高尚なクラシック、あるいは流行のトップ10
そんなもの、あったってなくたって、僕らは毎日を生きる。
でも気づけば、ふと口ずさんでしまうような
大好きな歌や大切な歌は、誰しも心の中に持っている。
大切な記憶ともに残っていく「歌」と、忘れていた大切な風景を思い出させる「言葉」
そして、自分を投影できる隙間がたくさんあり、どこまでも優しくあなたを包みこむ「音」。
しっかりとこの作品に、つめ込みました。
“人と人との関係が少しだけ親密になれるような音楽”がここにはあります。
小田晃生の本格的なソロ活動第1弾 2ndアルバム『発明』!
いよいよ11月3日(月)リリースします!
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パッチワークのようにカラフルで素朴な、飾らないファンタジーを描くシンガー・ソングライター、小田晃生。さまざまなジャンルをポップの風呂敷で包み込み、独自の音楽に昇華しているバンド、コケストラのメンバーでもある。mona recordsよりリリースされた1stアルバムは、多くの音楽玄人が絶賛し、高い評価を受けた。
そんな彼の2枚目のソロ・ワークスである本作は、田中馨(SAKEROCK、ショピン)、伊藤大地(SAKEROCK、グッドラックヘイワ)、野村卓治(グッドラックヘイワ)の3人をゲスト・ミュージシャンに迎え制作された、初のバンド編成によるアルバムです。
彼の持ち味である、素朴だけど「いい歌」。それが仲間たちと協力してつくったバンド・サウンドによって色づけられ、ただ牧歌的なのではなく、まさにパッチワークのようにカラフルな音楽性を持った作品に仕上がっています。
いい歌は弾き語りでやってもいい、とはよく言いますが、今作はその逆。
「いい歌をバンドでやったら、もっとよい」のです。
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前回の日記でも書いてた、小田晃生のリリース詳細が決まりました。
いやぁ、ここまで長かった〜〜!!
現在、とっておきの曲「夜道」のPVを制作中ですが、
アルバム収録曲のいくつかをmyspaceにて視聴できます。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1004134304
ちょこっとでも引っかかった人は、騙さないので(笑)
「となり町の映画館」から聴いてみてください。
古き良きムードを漂わせながら、時代性を見失わない現代の吟遊詩人、小田晃生。
きっと、あなたの“気づけば、ふと口ずさんでしまうような、大切な歌”を歌ってくれるはずです。
《追記》
小田くんと僕の出会いは、とある町のCDショップ。
そこは僕らが互いに働いていたお店で、初めはただの同僚として出会った。
「はじめまして」「こんにちは、よろしくお願いします」
そう、いい笑顔で挨拶してくれた小田くんは、まったく仕事ができず、僕は彼のことが少し嫌いだった。そのときの僕は、何にもなくて(今もだけど)ただがむしゃらにやるしかなかったから。
ひたすら、バカみたいに、音楽の仕事がしたかったから。
仕事にもなれて談笑する余裕も出た頃、
彼は「僕、音楽やってるんですよ」と一枚のデモ音源をくれた。
僕は小田くんのことが好きになった。
数年後、僕は運良く音楽に関わる仕事をしていて、
彼はミュージシャンとしてメキメキと力をつけていた。
「あのとき『すごいよかったよ』って、電話かけてきてくれましたよね」。
何年かのち、嫌ってたことを彼にしゃべったら、そう言われて赤面した。
「ああ、この人音楽しかできないんだ。それじゃあしょうがないって納得したんだよ」
って憎まれ口をたたいた。
「ソロもやっていきたい」と、また手渡されたデモを、
行さんに聴かせたら、CDをリリースすることになった。
それからちょうど丸1年。
今度は、僕と彼は一緒に仕事をしている。人生わかりませんね。
もちろん色眼鏡はかけてないつもりですよ。
だけど、きっとこのアルバムは、僕の人生にとっても大切な作品です。
「みなさん、はじめまして。こんにちは、よろしくお願いします」