うざいモラトリアム

フジロックが終わった。そしてだいぶ経った(笑)。
人よりだいぶ長いモラトリアム期間(フジの後遺症)も、やっと過ぎさってくれたので、久々のblogを。


今年は、かなりフェスづいていて、フジから帰って来た週の金曜にはロッキンジャパンフェス。
そしてその次の週はサマソニ……おかげさまで体調くずしました(笑)。

フジは今回初めて、プレスというかたちでの参加だったのですが、
時間にある程度制約がある分、いつも以上に、濃く楽しんで過ごせたような気がしました。


僕にとって、フジロックとは、街にいるときには会えない自分に出逢える旅。
みうらじゅん氏の言葉を借りれば、“自分探しの旅”ならぬ、“自分見つけの旅”。
いろんな事件が起こったし、感情も目まぐるしく変化した。
ひとつひとつに新たな自分を発見し、そのひとつひとつに一喜一憂もした。


《破壊、修正、再構築》当たり前に、日々、そうなのですけどね。


ある尊敬する女性ライターさんが、
“毎日はその瞬間にどんどん過去になってゆく。私は時折それが怖くて言葉にして確認する”
ということを、個人的な文章のなかで書いていて(無断転用すみません)、僕はそれにすごく共感しているのですが、
前述の“自分みつけの旅”も、自分のなかでそういう機能を果たしてるのです。

案外、《見つけた自分=かつての自分》、だったりね。

来年もまた、見つけに行こうと思います。


ちなみにマイ・ベスト・アクトは、バトルズ。
ベスト・ニューカマーは、ファイスト、ボーディーズ、ゲラーズ。
ベスト・フードは、オアシスの手ごねハンバーグ。
ベスト・プレイスは、オートキャンプ場でした。
ありがとう、泊めてくれたTくん、Hくんとその仲間たち(笑)。

それにしても、たくさんの新たな友達に出会えた3日間だった。
本当に楽しかった。 フジだけだよな、ああいうひらけた雰囲気は。

あ、それとフジ後夜祭(ロッキンジャパン/笑)のベスト・アクトは、コーネリアスザゼンでした。